83歳の母から、「おそらく最後の高校の同窓会に来ていく服を制作せよ」と、オーダーを仰せつかりました。
10月中旬の開催なので寒いのか、暑いのか読めないのがこの季節の難しさですよね。
とりあえず7部袖の後ろファスナーで作ってみたけど、なかなか背中に手が回らず下ろしにくそうなので前開きボタンに変更!
もちろん予想出来たことだったので作る前にシュミレーションしましたよ。
でも、スライダーが小さいことや袖の具合で本ちゃんではNG、お年寄りはその日の具合もちがうのでリスクは回避しとくがよし、と学びました。
シックなピンクいいでしょ?(え、カメラ良くない?腕?笑)
タイで買ってきたツイード(向こうでは「シャネン」って呼びます。そう、CHANELのこと)ですが、この生地は料理のように手早くやらないとバランバランにほつれてきます。
チャコも乗らないので洋裁初心者の方には不向きですが、色々コツあるんです。
そして10月に入ると急に寒くなってきたので上に羽織るジャケットも追加しました。
パターンの特徴としてはシニアの方は後ろ丈が長くなるのが通常です。
家の母はわりと背中が丸くなっていないほうで、前丈との差が6cm。
トルソーに掛けると後ろ見頃が下がってみえますが、着るとまっすぐです。
公立進学校で同窓生300名中、当時は女性が17人、その同窓会にはなんと女性はそのうちの5名も来たんだそうです!
最後といわず、また作ってあげるからね。
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