洗い張りをした着物生地でコートを作りたいという方が入門されました。
洗い張りーあらいはり・あらいばり、とは着物をぜーんぶ解いて生地を洗濯し、また反物に繋ぎ合わせる(はぬい)ことで、ほぼ直線でデザインされている日本の着物ならではの文化です。
既存のガバッと羽織れるコートのコピーですが、、表は黒留袖、裏は襦袢を利用し、裏表どちらでも着れるリバーシブルにする大作!
家政科の大学に通われてたHaruyoさん、さすがに布さばきが上手です!
着物生地の身幅は35cm前後と狭いためどこで継ぐかなどマッピングや縫い合わせが大変です。
それでも表見頃、裏見頃(といっても両方表ですが 笑)が出来上がってさあガッチャンコというときにHaruyoさんのおうちの都合でしばらく来られなくなるとのこと、フィニッシュアップを任されました。
ポケットや袖のタックやくるみボタンを付けて完成。
「はぬい」の縫い目もデザインにして、スタイリッシュなコートに仕上がりましたよ!


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